【CLIP STUDIO】作業効率UP!iPad用レイアウトカスタマイズ

クリスタって非常に多機能ですが、あまりに機能が多すぎて「どこにどの機能があるかわからない」「使わない機能まで常に表示されている」と悩んだりしないでしょうか。

特に、iPadは11インチの場合画面が狭く、キャンバスの表示領域が非常に限られています。

そこで私は、クリスタの画面をこのようにカスタマイズしました。

この記事では、上記のように「必要なものだけを使いやすい位置に表示させる」レイアウトカスタマイズの方法についてまとめています。

私の作業環境

iPad はProの11インチ(小さい方)を使っています。

CLIP STUDIOはiPad用のProです。ProもExもレイアウトに関しては差異はないので、Exの方も同様の設定が可能です。

なお、私は左利きなので、右利きの人とは配置が真逆になっている可能性があります。

必要に応じて左右を反転させてください。

カスタマイズ前のレイアウト

ほぼiPad版クリスタのデフォルトレイアウトです。

鉛筆と消しゴムはコマンドバーに追加していますが、それ以外はいじってないと思います。

この配置ですと、下記のような問題が頻発しました。

  • 11インチだと画面が小さく、サブツールを常時表示させるスペースがない
  • デフォルトの配置だとありとあらゆるツールを利き手の側面で誤打する
  • ツールを変えるのにいちいちツール→サブツール選択する手間がかかる
  • ブラシサイズの変更がツール→サブツール→ブラシサイズの3ステップかかる

これまではこれらの問題点を気合いで乗り切っていたのですが、今後何十枚も絵を描くにあたって何百、何千…とその作業を繰り返すことを考えると、気が遠くなりますよね。

というわけで、本やインターネットの情報を拝見しながらレイアウトをいじりました。

クイックアクセスセットを作成する

クイックアクセスはいわばショートカット集に近い機能です。

[クイックアクセス]パレットは、[ウィンドウ]メニュー→ [クイックアクセス]を選択すると表示されます。
[クイックアクセス]パレットには、よく使用するツール・メニューコマンド・オートアクション・描画色などの機能を登録できます。登録した機能は、[クイックアクセス]パレットから操作できます。

CLIP STUDIO PAINT リファレンスガイド

それらしき機能が見つからない場合、メニューバーの「ウィンドウ>クイックアクセス」にチェックを入れるとウィンドウがポップアップで出てきます。

デフォルトの状態では取り消すや拡大縮小など操作系のコマンドが入ったプリセットだけが存在しているので、左上の3本線をクリックして、「セットの作成」を選択します。

適当な名前をつけて、新しいセットを作りましょう。 何もない空のセットが作成されます。

ここに自分がよく使うコマンドやツールをどんどん追加していきます。メニューの追加は「クイックアクセス設定」です。

クイックアクセス設定を選択すると、ポップアップで追加するコマンドを選べます。メインメニュー、ツールだけでなく「オートアクション」も選べます。

あとは基本的に各自よく使うコマンドを入れていくだけですが、ここで絶対にやった方がいい設定をいくつか紹介します。

クイックアクセスの表示方法の変更

クイックアクセスはデフォルトだと「リスト 中」というアイコン-コマンド名の形式でコマンドが並ぶ表示方法になっているのですが、この表示方法だとiPadの画面では10個も設定したらスクロールしないと下の方のコマンドを選択できなくなっちゃうんですね。

いつも使うツールなんて配置覚えればアイコンだけですぐ選択できるので、コマンド名を非表示にしてアイコンだけ並べましょう。

クイックアクセスメニューの「表示方法」からコマンドの表示方法が変えられます。iPadでは「タイル 極小」がおすすめです。

デフォルトセットをタイル極小で表示するとこのとおり。可愛い感じになります。

ツールアイコンの変更

ツールアイコンだけにすると、ツールカテゴリが同じ場合同じアイコンになります。

慣れれば配置ですぐにツールを選べると思いますが、

この中でシャーペンを選べと言われても無理じゃないですか!?(※全部違うツールです)

ツールアイコンは簡単に変更できるので、ツールを区別できるようにしましょう。

変更方法には2通りあり、「背景色のみ変更」か「アイコン自体を変更」することができます。

ツールアイコンの背景色を変更

クイックアクセス上で対象のツールを右クリックして、「サブツールの設定」を選択すると、ツールアイコンの変更画面が表示されます(操作系ツールは「アイコンの設定」です)

下の方に「アイコンの背景色」というオプションがあるので、チェックを入れて色を指定してください。

覚えれば何色でもいいと思いますが、私は直感的に水彩系は薄めでペンは濃いめの色を選んでます。

ツールアイコン自体を変更

ペンや消しゴムなどアイコンが直感的なツールはそのままでもいいと思うのですか、メニュー系のコマンドはアイコンと操作内容が直接結びつきません。

上記の例だと、左から順にオブジェクトの左右反転、ガウスぼかし、レイヤー複製ですがわかりづらくないでしょうか(特に左右反転は咄嗟に一番左は選べないと思います)

こういう時はツールアイコン自体を変えましょう。

といっても直感的なアイコンを作るのって結構難しいので、おすすめのアイコンの作り方を紹介します。

①正方形の新規キャンパスを作ります

②ツールの名前を4文字以内でテキスト入力します

③pngで保存します

④ツールのアイコン設定から、③で作成した画像ファイルを指定します

こうすることで、一目で何の操作をするツールかわかるようになります

デザインもへったくれもないですが、わかりやすいのが一番ですよね。

お好みで背景色を変えておくとよりわかりやすくなります。

不要なメニューの非表示、移動

私の場合、利き手の側面でとにかくツールを誤打してしまうので、左のメニューはすべて最小化しました。

実はこれでも誤打することがあるので全部右に寄せるのもありですが、あまり右に偏りすぎると今度は右側がメニュー過多に感じてしまうので最小化で対処しています。

また、カラーサークルは常時表示させたいので、あまり頻繁に使わないレイヤープロパティに重ねてしました。

CMYKのスライダーとカラーセットも一緒に移動しています。

ブラシサイズを独立させる

ブラシサイズはデフォルトだとツールプロパティの下あたりにありますが、4~5列表示だと一気に拡大する時いちいちスクロールしなければいけなくてめんどくさいです。

キャンパスとキャンパスタブの間に横長で独立させる方法もありますが、私は左からペン先を滑らせて選択するのが合っていたので、キャンパスの右隣に設置しました。

ブラシサイズのドックを掴んで、キャンパスの真ん中あたりで離すとブラシサイズだけが独立します。

こうすることで特に使うことが多い12あたりのサイズと40あたりのサイズの距離が近くなったので、サイズ変更がとてもやりやすくなりました。

このあたりは好みの問題かと思うので、自分のやりやすい場所、列に合わせるのがいいかと思います。

カスタマイズ後のレイアウト

というわけで、試行錯誤の結果、私のクリスタ画面はこのようになりました!

Before

After

あまり使わないなーと思っていた部分を非表示にして、よく使うものを綺麗にまとめました。

以前は、誤打する、ツール切り替えが面倒などの問題が多々ありましたが、それらを解決するレイアウトになりました。

要点は上記で詳細を書きましたが、改めて変更点をまとめておきます。

主な変更点まとめ

①クイックアクセスの作成

よく使うツールをアイコンで並べて、アイコンがわかりづらいツールは文字でアイコンを作成しました。種類の区切りでセパレーターも追加しています。

②ツールバーの非表示

誤打するので思い切って消しました。すっきりしました。

③必要なツールの移動・表示統合

ツールバーを非表示にすると必要なメニューも見えなくなってしまうので、移動させました。

カラープロパティ系はレイヤープロパティのところへ、サブツールは余ったクイックアクセスの下に移動させました。

④コマンドバーの編集

今回は解説しませんでしたが、コマンドバーも普段使わないものは消してよく使うものを追加しました。


iPadクリスタのレイアウトを変更してから、明らかに効率が上がりました。

クリスタはとにかく設定できることが多くて大変かもしれませんが、こういう細かい作業で効率化が大分変わります。

今回取り上げたのはあくまで極一部なので、クリスタはまだまだカスタマイズできる項目ありますよ!

ぜひ自分に合ったカスタマイズを試してみてください。

本記事のカスタマイズでは、一部「現場で役立つCLIP STUDIO PAINT PRO/EX 時短テクニック」を読んで身に着けたテクニックを駆使しています。「知らなかった、そんなの……」という情報が満載なので、クリスタ使いは一度読むことをお勧めします。

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